Withny Festa
withny Festaとは、withnyが主催する「世界初のR18メタバースイベント」である。
概要[edit | edit source]
メタバース空間内に構築された和風の花街(遊郭)ワールド「バーチャル夜祇原(Yoshiwara)」に、withnyで活動する配信者たちの店(個人ブース)が立ち並び、ユーザーはワールド内をアバターの姿で自由に散策しながら、気になる配信者の店を訪れたり[1]、他のユーザーとの交流を楽しんだりすることができる。VRChatユーザーにとっては「バーチャルマーケット(VKet)のアダルト配信者版」、そうでないユーザーにとっても「オンラインゲームの町やロビーをひとつ丸ごとwithny一色に染め上げたもの」と言えば比較的わかりやすい。
会場はブラウザベースのメタバースプラットフォーム「Vket Cloud」上に用意されており、ユーザーは専用のアプリや機器を用意する必要なく、PCやスマートフォンから手軽に参加可能[2]。
運営費用はクラウドファンディングによって賄われ、出資者は応援したい配信者の名前付きプランに対して出資することで、その配信者の特製グッズを返礼品として得ることができる。
開催の経緯[edit | edit source]
そもそもは、2023年6~7月頃、withny内部で「生成AIで3D空間を作れるのではないか」というアイデアが出てきたところに端を発する[3]。結局そのアイデア自体は実現不可能と判断されたものの、3D空間を使ったイベント実施に話が変わっていき、クリエイターが集まって3か月程度で準備を整え開催にこぎつけたという。
また、VRChatを始めとする大手メタバースサービスの殆どは、アダルトコンテンツの利用を(公的な場では)禁止しており、そのため2020年代に入ってメタバースが大きな注目を浴びる時代となっても、表立ってアダルトコンテンツを前面に押し出した大規模なメタバースイベントは開催されていなかった。
その一方で、VKetの運営元である株式会社HIKKY自身はメタバースでのアダルトコンテンツ利用について否定的ではなく、自社の提供する単体ワールド完結型のメタバースプラットフォーム「Vket cloud」においては条件付きでアダルトサイトへのリンクを許可しており[4]、そこにwithnyが参入した結果、世界初のR18メタバースイベントとしての開催が可能となった。なお、HIKKYは本イベントの運営そのものにも協力している。
1st[edit | edit source]
2023年11月26日(日)開催[5]。
クラウドファンディング返礼品は「枡」と「絵馬」。
開催報告は公式サイトを参照。
2nd[edit | edit source]
2024年8月18日(日) - 2024年8月25日(日)の日程で開催[6]。
クラウドファンディング返礼品は「ミニタオル」と「団扇」。
8月24日にはリアイベも開催された[7]。場所は綿商会館 1階&4階(東京都中央区日本橋富沢町8-10)、入場料は3000円(先行入場特典付き前売券あり)。
またこれを盛り上げるために、2024年6月5日から毎週水曜日に公式宣伝番組「週刊withny Festa」が配信された。
本イベントの詳細はwithny Festa 2ND in 2024の記事を参照。
関連項目[edit | edit source]
注釈[edit | edit source]
- ↑ ブース内からwithny内の配信者ページにジャンプすることも可能。
- ↑ ただしスマートフォンの場合はそれなりの3D描画性能が必要となる。
- ↑ 【withnyFesta2nd】運営ウィズっちさんに突撃インタビュー!5:15あたりから言及がある。
- ↑ Vket Cloudサービスの利用・公開・商用利用ガイドライン
- ↑ https://ci-en.dlsite.com/creator/20596/article/992863#f38310bdb6
- ↑ https://www.withny.fun/news/festarelease
- ↑ https://ci-en.dlsite.com/creator/20596/crowdfunding/697