「ポータルプロ」の版間の差分
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==概要== | ==概要== | ||
「創作バーチャルタレント事務所」として「Vの姿を持ちたいなーという皆さんの手助けをする、個人勢相互協力のゆるい繋がり[https://x.com/portalpro2018/status/1475801781183877123] | ===総論=== | ||
「創作バーチャルタレント事務所」として「Vの姿を持ちたいなーという皆さんの手助けをする、個人勢相互協力のゆるい繋がり[https://x.com/portalpro2018/status/1475801781183877123]」を目的に活動している。また、2026年3月現在の説明で「Vの姿や実写で配信する配信者さんたちを応援するゆるい箱[https://x.com/portalpro2018]」とあるように、実写活動のサポートも行っている。一見すると法人組織のような名称だが、[[ピンキーweb]]氏が主宰・運営する任意団体である。 | |||
一般的なVTuber事務所がタレントのマネジメントや収益管理を担うのに対し、ポータルプロはあくまで「創作活動の補助線」として機能しており、所属・非所属の境界や活動内容の規定を極力設けない点に特徴がある。 | |||
このような緩やかなネットワーク型の運営形態は、同人サークル的文化とVTuber文化の融合の産物ともいえ、AVTuberというジャンルが個人主導で発展してきた潮流を象徴する存在でもある。 | |||
なおこのような実態にも関わらず名称に「プロ(ダクション)」を含んでいるのは、設立当時のピンキーweb氏に「アイドルのプロデュースをしたい(そしてそのアイドルが裏でエッチなこともしている)」という夢があったことに由来しており<ref>第32回ポータルプロオンライン飲み会[https://youtu.be/pZalUGhC71Y?t=5170 1:26:10]あたりから言及がある。</ref>、アイドルものの同人誌的なネタと捉えると分かりやすい。「'''ピンキーさんはアイマス好きでポプロ作ってるからね'''」と[[事務乃あんず]]は語っている<ref>2026年5月23日配信「おさかな🐟パーティ【オフラインコラボinポプロハウス】」[[https://www.youtube.com/watch?v=wpjZswpxWXw&t=2913s 48:33]]付近から言及がある。</ref>。 | |||
'''「持ち味を活かそう」「好きなことに力を入れよう」「苦手なことは助けを求めよう」'''との方向性を掲げている[https://x.com/portalpro2018/status/1817649114622177564]。 | '''「持ち味を活かそう」「好きなことに力を入れよう」「苦手なことは助けを求めよう」'''との方向性を掲げている[https://x.com/portalpro2018/status/1817649114622177564]。 | ||
活動の内容や頻度、所属の掛け持ち、所属の公表は全て自由であり、活動ノルマはなく、統一的な活動方針も示されていない<ref>ピンキーweb氏が思い描いている大きな方針はあるが、それを所属メンバーに無理強いするつもりはないとのこと。</ref>。活動の進め方も含め、所属メンバーの自発的な意思に委ねられており、「それぞれが得意なことをすればよい[https://x.com/portalpro2018/status/1797321025082048844]」との見解が示されている。また、「各人が好きなことをするスタイルなのでポータルプロに入ったから何かエロコンテンツを出さないといけないとかはありません[https://x.com/pinkyweb_tw/status/1762159684902129833]」とあり、R18活動すら必須ではない<ref>[[貝塚るぴす]]のような先例もある。</ref>。総じて(法令遵守などの常識レベルの制約は別として)「何かをしなければいけない」「何かをしてはいけない」という制限はなく、各メンバーの自覚と責任の下で活動が行われている。その上で、メンバーへの案件紹介、アバターや配信などについての技術サポート、継続収益分配<ref>各プラットフォーム売上のメンバーへの収益分配については、ピンキーwebチャンネルから販売されている分は収益の半分がメンバー本人へ、半分が撮影経費や本人達へ渡す機材の経費に分配され[https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ341708.html]、各メンバー個人チャンネルの収益は100%本人に直接入る[https://x.com/portalpro2018/status/1709388394810466529]、と案内されている。また、「SNS活動や投稿活動を終了したかたでも、売上がある限り分配は続いていきます[https://x.com/portalpro2018/status/1781790291370103203]」とのこと。</ref>などの支援が行われている。 | |||
このような自由で自律的な活動方針の下でのメンバーの活動形態は実に様々であり、R18配信やR18投稿を行うようなよくあるAVTuber活動にとどまらず、SNSアカウントを持たずにピンキーweb氏との実演配信のみで活動するメンバー<ref>[[黒乃うさぎ]]など。[[星乃千雪]]も長らくSNSアカウントを持っていなかったが、2024年12月にXアカウントなどを開設した。</ref>や、活動が数ヶ月途絶えていた後にフラッと復帰するメンバー<ref>[[桃山ねる]]、[[あたかもたまこ]]、[[天海やえ]]など。なお、一時的に活動休止していた[[小鳥遊まりな]]、活動休止となった[[夜月あげは]]を除き、活動終息に類することがメンバー本人などから言明されることはほとんどない。</ref>もいる。「1回ちょっと試してみたい」として活動することも自由で、その1回限りの配信後も在籍だけしているメンバーが複数いる。 | |||
メンバーの活動プラットフォームも統一されていないが、日常的な投稿は[[X]]、ゲーム配信やショート動画投稿などは[[YouTube]]、R18配信は[[withny]]、R18動画投稿などは[[Fantia]]が使われることが比較的多い(2025年現在)。なお、Fantia等のファンクラブ会員向け限定情報の告知などには[[Discord]]が比較的よく使われる<ref>Discordはメンバー間の業務連絡などにも使われている。</ref>。 | メンバーの活動プラットフォームも統一されていないが、日常的な投稿は[[X]]、ゲーム配信やショート動画投稿などは[[YouTube]]、R18配信は[[withny]]、R18動画投稿などは[[Fantia]]が使われることが比較的多い(2025年現在)。なお、Fantia等のファンクラブ会員向け限定情報の告知などには[[Discord]]が比較的よく使われる<ref>Discordはメンバー間の業務連絡などにも使われている。</ref>。 | ||
姉妹グループである[[エレガントふわふわ]]が活動を開始した2025年1月以降は、新規所属メンバーはポータルプロではなくエレガントふわふわに所属するパターンが多くなっている<ref>2025年2月25日にデビューした[[ななみなみ]]を除く。</ref>。ただし[[井栗まろん]]は、2025年2月20日にエレガントふわふわに所属した後、同年4月5日にポータルプロにも掛け持ちする形で所属している。 | |||
===組織形態と活動傾向=== | |||
総論でも一部触れているが、ポータルプロは企業系VTuberグループとは異なり、活動義務などを明確に定めない「任意参加型コミュニティ」に近い構造を持つ。このため、所属メンバーは個人勢としての独立性を維持したまま活動することが可能であり、他団体との掛け持ちも制限されていない。「個人勢連合」あるいは「半個人勢」とも表現されうる組織形態である<ref>少なくとも、明確に「企業勢」ではない。</ref>。 | |||
また、活動方針においても統一的なブランド戦略より個々の創作意欲が優先される傾向にあり、「グループ主導型」ではなく「メンバー主導型」の運営がなされている点が特徴である。 | |||
このような構造は、AVTuberにおいて重要となる「匿名性」「自主制作性」「即応性」といった要素と親和性が高く、結果として多様な活動形態(配信・音声作品・実写連動企画など)を内包することを可能としている。 | |||
===所属関係に関する独特な運用=== | |||
ポータルプロにおける現役・引退・卒業など所属関係に関する運用は、他の多くのグループや個人勢と異なる独特なものとなっている。 | |||
まず、上述のように活動ノルマが存在しないことの裏返しとして、ポータルプロにおいては明確な引退告知等が無い限りは現役メンバーとして扱われ、長期間活動実績が無いだけでは引退・活動休止・消息不明等の扱いは受けない。そのような場合においても、あくまでも「活動の頻度が低いだけの現役メンバー」として扱われる<ref>例えば[[Twitter]]アカウント開設のみで2年以上活動実績がない[[江口るせ]]も現役メンバーとして案内されている。</ref>。そもそも、活動実績がないことを理由とした引退勧告自体が存在しない。 | |||
また初代メンバーの[[つむぎ]]には[[ポータルプロ#AVTuberの有り様の模索~つむぎ共用構想~|後述]]のように、希望すれば誰でもつむぎとして活動できる構想が存在し、これは現時点でも有効なものである。2025年9月現在ではつむぎの活動履歴は約6年間更新されていないが、この構想に従えば何時でも誰でもつむぎとして活動の履歴を更新できる状態にある。この構想を尊重するならば'''つむぎには引退という概念そのものが存在しない'''。 | |||
===使用アバターとトラッキング技術=== | |||
所属メンバーの多くは、[[BOOTH]]等で販売されている既成のVRChat用3DアバターをベースにVRM化・カスタマイズしたものを使用しており<ref>例えば[[天海やえ]]は[https://ponderogen.booth.pm/items/3681787 桔梗]を、[[まなつ。]]は[https://booth.pm/ja/items/6754290?srsltid=AfmBOopadL7qVwBF3TvNCJ7pHibqA9UqLPOnddQK9cqg4Nkkaje5oSuK レッサーモクリ]をベースにしている。</ref>、ほぼ全員が[[パーフェクトシンク]]を独自に実装している<ref>パーフェクトシンクの導入は2021年1月20日の[[清水ゆかり]]の実演配信から。R18配信へのパーフェクトシンクの活用は(ピンキーweb氏の観測範囲では)世界初とされている。</ref>(実演系配信では更にフルトラッキングも加わる)ことが特徴。これらのアバター関連作業は、3Dアバタースタイリスト・VTuberの[[シドウミツキ]]が外部協力者という形で主に請け負っている他、[[事務乃あんず]]のように[[VRoid]]でアバター・衣装を自作する例や、2024年からは[[VRChat]]・[[ChilloutVR]]・[[withnyFesta]]などのメタバースに進出するために自ら改変技術を身に付けるメンバーも現れている。 | |||
なお既存のアバターをベースにしていることも含めての負担軽減策の影響もあり、AVTuber活動を始めるにあたっての初期費用を低廉に抑えることができる<ref>所属メンバーによれば驚くほど安いとのこと。[https://www.withny.fun/archives/0e34826b-c531-4158-b2c7-2002a8a665f2 【初ゲスト回】まなつの月曜からおもらし。番外編【ポプロ創立記念日】]1:04:40あたりから言及がある。</ref>。 | |||
===所属メンバー間の交流とリスナー参加型イベント=== | ===所属メンバー間の交流とリスナー参加型イベント=== | ||
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<youtube width=356 height=200>bcp_rszusfE</youtube><br>'''2024年8月3日配信 [https://www.youtube.com/watch?v=bcp_rszusfE 【ポータルプロ】Vketパラリアル大阪レイド【リスナー参加型】]''' | <youtube width=356 height=200>bcp_rszusfE</youtube><br>'''2024年8月3日配信 [https://www.youtube.com/watch?v=bcp_rszusfE 【ポータルプロ】Vketパラリアル大阪レイド【リスナー参加型】]''' | ||
これを発展させる形で、2025年1月からはR18要素のある'''[[ | これを発展させる形で、2025年1月からはR18要素のある'''[[ポプロVR]]'''が開催されている。 | ||
後述のように、2024年12月には所属メンバーが出演するリアルイベント'''[[ポプロ飲み会出張版!]]'''も開催され、これを皮切りに[[あやのあや]]や[[まなつ。]]もリアイベを開催している。 | 後述のように、2024年12月には所属メンバーが出演するリアルイベント'''[[ポプロ飲み会出張版!]]'''も開催され、これを皮切りに[[あやのあや]]や[[まなつ。]]もリアイベを開催している。 | ||
===同人作品制作サークルとしてのポータルプロ=== | ===同人作品制作サークルとしてのポータルプロ=== | ||
所属メンバーに対してだけではなく、所属外のAVTuberに対しても作品販売チャンネルの提供が行われており、ポータルプロには同人作品制作サークルとしての一面もある<ref>なお、所属メンバーの動画作品の一部を販売しているサークル「ピンキーweb」も、本来は同人コスプレAV制作サークルである。</ref>。個人勢の[[天水ライラ]]、[[Sugar Palette]]社長(当時)の[[神凪ルナ]]の音声作品などが該当する<ref>[https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ01078461.html 【実演】一発撮りの乳首イキローターオナニーです【天水ライラ】] [https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ01203208.html 【実演】神凪ルナです 初めての音声作品ですー!!【一発撮り】]</ref>。また、ポータルプロ脱退後の[[猫原いおり]]の音声作品も継続的にポータルプロからリリースされている<ref>[https://www.dlsite.com/maniax/fsr/=/language/jp/sex_category%5B0%5D/male/keyword/%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%97%E3%83%AD+%E7%8C%AB%E5%8E%9F%E3%81%84%E3%81%8A%E3%82%8A/work_category%5B0%5D/doujin/work_category%5B1%5D/books/work_category%5B2%5D/pc/work_category%5B3%5D/app/order%5B0%5D/trend/options_and_or/and/per_page/30/page/1/from/fs.header DLsite:「ポータルプロ 猫原いおり」での検索結果]</ref>。 | 所属メンバーに対してだけではなく、所属外のAVTuberに対しても作品販売チャンネルの提供が行われており、ポータルプロには同人作品制作サークルとしての一面もある<ref>なお、所属メンバーの動画作品の一部を販売しているサークル「ピンキーweb」も、本来は同人コスプレAV制作サークルである。</ref>。個人勢の[[天水ライラ]]、[[Sugar Palette]]社長(当時)の[[神凪ルナ]]の音声作品などが該当する<ref>[https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ01078461.html 【実演】一発撮りの乳首イキローターオナニーです【天水ライラ】] [https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ01203208.html 【実演】神凪ルナです 初めての音声作品ですー!!【一発撮り】]</ref>。また、ポータルプロ脱退後の[[猫原いおり]]の音声作品も継続的にポータルプロからリリースされている<ref>[https://www.dlsite.com/maniax/fsr/=/language/jp/sex_category%5B0%5D/male/keyword/%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%97%E3%83%AD+%E7%8C%AB%E5%8E%9F%E3%81%84%E3%81%8A%E3%82%8A/work_category%5B0%5D/doujin/work_category%5B1%5D/books/work_category%5B2%5D/pc/work_category%5B3%5D/app/order%5B0%5D/trend/options_and_or/and/per_page/30/page/1/from/fs.header DLsite:「ポータルプロ 猫原いおり」での検索結果]</ref>。 | ||
=== | ===AVTuber史における位置付け=== | ||
※下記[[ポータルプロ#沿革|沿革]]も参照。 | |||
ポータルプロは、AVTuberというジャンルの成立初期から継続して活動している数少ない存在である。グループとしては現存最古であり<ref>ただし上述のように、2021年1月以前はサークル「ピンキーweb」との一体運営であった点は注意。</ref>、個人勢を含めてもポータルプロよりも活動歴が古いのは万楽えねや[[Karin]]など数えるほどしかいない。 | |||
特に2018年から2019年にかけての黎明期においては、AVTuberという概念自体が未定義であった中で、バーチャルと成人向け表現の接続方法を模索する実験的な試みを数多く行っていた点はAVTuber史において特筆すべき業績である。 | |||
また、2023年以前のポータルプロにおいて主流だった実写とアバターを組み合わせた作品制作手法は、従来の同人AVの文脈を継承しつつVTuber技術と融合させた独自の表現領域を切り開いたものである。この表現手法とともにAVTuberの概念が確立したことは、AVTuber文化が2.5次元活動に対し寛容である<ref>少なくとも一般VTuber文化のような強硬な拒絶反応は存在しない。</ref>ことの主要因の一つとも考えられる。 | |||
==所属メンバー== | ==所属メンバー== | ||
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* [[天海やえ]] | * [[天海やえ]] | ||
* [[あやのあや]] | * [[あやのあや]] | ||
* [[井栗まろん]] | * [[井栗まろん]] ※[[エレガントふわふわ]]との掛け持ち | ||
* [[江口るせ]] | * [[江口るせ]] | ||
* [[貝塚るぴす]] | * [[貝塚るぴす]] | ||
| 66行目: | 82行目: | ||
* [[事務乃あんず]] | * [[事務乃あんず]] | ||
* [[瀬賀あきら]] | * [[瀬賀あきら]] | ||
* [[小鳥遊まりな]] | * [[小鳥遊まりな]]<ref>[[エレガントふわふわ]]所属[[あおきさくらこ]]の名義が併存している。</ref> | ||
* [[たちばなカノン]] | * [[たちばなカノン]] | ||
* [[月島春桜]] | * [[月島春桜]] | ||
| 73行目: | 89行目: | ||
* [[鳥飼さくら]] | * [[鳥飼さくら]] | ||
* [[なたでこころ]] | * [[なたでこころ]] | ||
* [[七緒優]] | * [[七緒優]] ※[[エレガントふわふわ]]との掛け持ち | ||
* [[七転美やおき]] | * [[七転美やおき]] | ||
* [[ななまる久遠]] | * [[ななまる久遠]] | ||
| 79行目: | 95行目: | ||
* [[氷室教ぷる]] | * [[氷室教ぷる]] | ||
* [[紅緒なほこ]] | * [[紅緒なほこ]] | ||
* [[星乃千雪]] | * [[星乃千雪]] ※[[エレガントふわふわ]]との掛け持ち | ||
* [[まなつ。]] | * [[まなつ。]] ※エレガントふわふわとの掛け持ち | ||
* [[まひるのろっこ]] | * [[まひるのろっこ]] | ||
* [[丹生沙朱]] | * [[丹生沙朱]] | ||
| 86行目: | 102行目: | ||
* [[桃野乃ロロ]] | * [[桃野乃ロロ]] | ||
* [[桃山ねる]] | * [[桃山ねる]] | ||
* [[ゆらがわもふぃ]] | * [[ゆらがわもふぃ]] ※エレガントふわふわとの掛け持ち | ||
* [[夜月あげは]] | * [[夜月あげは]] ※活動休止 | ||
* [[夜夢ろく]] | * [[夜夢ろく]] | ||
* [[四月一日スミレ]] | * [[四月一日スミレ]] | ||
過去の所属メンバー | 運営 | ||
* [[ピンキーweb]] | |||
===過去の所属メンバー=== | |||
概要にあるように、ポータルプロにおいては活動頻度に関わらず、原則全員が現役メンバーとして扱われる。また、所属の掛け持ちも自由である。このため、本人が脱退等を明言した場合に限り「過去の所属メンバー」としてリストアップする<ref>引退の場合は活動終了と同時に所属関係も終了したと捉え、「過去の所属メンバー」に含める。活動休止については所属関係の変動が生じたか否かが不明なため、活動復帰後も変わらず所属メンバーとして活動している[[小鳥遊まりな]]の先例に倣い、所属関係に関する明確な根拠がない限りは「過去の所属メンバー」には含めない。</ref>。 | |||
* [[七星ポーラ]] ※引退 | * [[七星ポーラ]] ※引退 | ||
* [[ねこのそまり]] | * [[ねこのそまり]] | ||
* [[猫原いおり]] ※脱退後も支援・協力関係は維持 | * [[猫原いおり]] ※脱退後も支援・協力関係は維持 | ||
==所属メンバーの活動傾向の類型== | |||
[[ポータルプロ#組織形態と活動傾向|組織形態と活動傾向]]にあるように、ポータルプロにおいては個々のメンバーの創作意欲が優先されるため、統一的な活動方針は存在しない。それでも、活動傾向をいくつかの類型に分けて捉えることはできる。ここでは、後述の[[ポータルプロ#AVTuber経済圏自立の影響を受けた活動態様の構造転換|沿革]]で述べられている、ポータルプロにおける2023年後半から2024年前半にかけての構造転換期に着目して類型化する。 | |||
===構造転換前型=== | |||
構造転換期以前で主流だった類型。同人AVの撮影のように、ピンキーweb氏が出演者のスケジュール調整や撮影機材のセッティングを行った後、性行為実演配信を実施する。そして後日、その様子を収録した動画作品を販売する。多くの場合、アバターのみのバージョンと実写を組み合わせたバージョンの双方が発売される。 | |||
「VTuberが配信中にセックスする」というVTuberものエロ同人の王道パターンを実際に行う点が、最大の特徴であり魅力でもある。構造転換期以前のポータルプロはこれらの作品群でイメージされることが多かった。ただし、いわゆる「竿役」がピンキーweb氏1人のみであるため、配信回数の増加には自ずと限界があった<ref>各メンバーで見た場合、配信頻度は年数回程度となる。[[ゆらがわもふぃ]]の年5回(2022年)がこの活動タイプでの年間最多配信数である。</ref>。またこの活動類型では、各メンバーが個別に配信活動を行うことは稀であり、リスナーと配信で触れ合う機会は限定的だった。 | |||
この類型で直近(2026年)の活動実績があるのは、[[ゆらがわもふぃ]]のみである。 | |||
===構造転換後型=== | |||
構造転換期以降で主流となった類型。多くのAVTuberと同様、各メンバーが個別に配信・収益化を行う分散的・自律的な活動形態である。[[withny]]でのキャストアイテム連動機能を用いたオナニー実演配信を行う事が多い。 | |||
構造転換期以前とは異なり、アバターのみを用いた配信(2次元)を行うメンバーと、実写を併用した配信(2.5次元)を行うメンバーに明確に分かれている。ただしアバターのみで配信を行うメンバーでも、[[withny Festa]]のリアイベなどに参加する者もいる。 | |||
この類型で直近(2026年)の活動実績があるのは、以下のメンバーである。 | |||
*アバターのみ配信:[[事務乃あんず]] [[雅乃つむぎ]] [[紅緒なほこ]] [[井栗まろん]] | |||
*実写併用配信:[[あやのあや]] | |||
===上記以外=== | |||
*両方の類型を経験している所属メンバーも、少数だが存在する。直近(2026年)の活動実績があるメンバーでは、[[まなつ。]]のみが該当する<ref>ただしピンキーweb氏との実演は「尿道開発実演」であるため、他のメンバーとはやや事情が異なる。</ref>。 | |||
*[[貝塚るぴす]]は頻繁に配信活動を行っていたが、R18活動を全く行っていなかったため、上記のいずれの類型にも該当しない。 | |||
==沿革== | ==沿革== | ||
''→[[黎明期におけるAVTuberの発祥と展開]]''も参照 | |||
===AVTuberの萌芽とピンキーweb氏による構想=== | ===AVTuberの萌芽とピンキーweb氏による構想=== | ||
'''時期:2018年5月以前''' | '''時期:2018年5月以前''' | ||
AVTuberという概念は特定の個人・団体が創始したものではなく、2018年頃から複数の文化的文脈の中で自然発生的かつ段階的に発祥していったが、その過程においてポータルプロは決定的な役割を果たした初期事例として位置づけられる。その意味で、ポータルプロの沿革は[[AVTuber]]発祥の歴史と密接不可分に結びついている。 | |||
そしてその沿革の源流をたどると、2018年5月に[[ピンキーweb]]氏が「エッチいことができてみんながそいういう<ref>原文ママ。</ref>使い方をしても平和的な」「架空のバーチャルユーチューバー事務所に所属する架空のバーチャルユーチューバーを作りたい」と思い立ったことに行きつく[https://dl.getchu.com/i/item4018428]。当時はVTuberという存在が急拡大していた時期であり、深層組のような際どさに半歩踏み込んだ話題を扱うVTuberグループが出現する一方<ref>ただし当時は深層組の屋号決定前でメンバーはDeepWeb Undergroundのみ。</ref>、プレAVTuberともいうべき[[万楽えね]]を始めとしたエロに親和性の高いVTuberが活動を開始するなどVTuberの有り様も急激に多様化し、一部にAVTuberの萌芽が見られた時期だった。 | |||
ただし、この時点では「AVTuber」の概念はまだ完全には確立しておらず、後年のような一つのジャンルとして認識されていたわけではない。あくまでVTuberという形式を、成人向け表現や性的コンテンツとどう接続するかについて、各所で試行錯誤が始まっていた段階であった。そのような潮流の中で浮かび上がったのが、この発想だった。 | |||
元々「キャラクターとエッチをする作品」が好きで3次元と2次元をくっつける同人コスプレAVを制作してきたピンキーweb氏にとって、VTuberは2次元と3次元をくっつける新しいやり方と映り、正にうってつけの題材であった。しかし、(あからさまに言及されないとはいえ)「中の人」の存在がアニメ等のキャラクターよりも近しいVTuberを題材に同人AVを二次創作することは、いわゆる「ナマモノ」リスクが発生する懸念がより強くあった。 | |||
これを回避するためには、最初からR18作品を制作してもOKな架空のVTuberと所属事務所を作り上げれば良い……という発想から全てが始まった。上記の引用文中に「平和的な」とあるのはこのような意味を含んでいる<ref>[https://dl.getchu.com/i/item4018428 つむぎちゃん1枠目+コスプレ実写]の商品紹介文や、[https://www.withny.fun/archives/0e34826b-c531-4158-b2c7-2002a8a665f2 【初ゲスト回】まなつの月曜からおもらし。番外編【ポプロ創立記念日】]0:31:00あたりの発言から引用。</ref>。 | |||
=== | ===ポータルプロの設立とAVTuber概念の確立=== | ||
'''時期:2018年6月から2019年6月頃まで''' | '''時期:2018年6月から2019年6月頃まで''' | ||
上記の発想から約1か月後となる'''2018年6月16日'''、ピンキーweb氏により'''架空のVタレント事務所「ポータルプロダクション」に所属する架空のVタレント「つむぎ」'''の設定資料がTwitterに投稿された[https://x.com/pinkyweb_tw/status/1007683033032343552]<ref>「架空」と「V(バーチャル)」の重複表現と受け取られる可能性がある言い回しなのは、あえて「架空」とつけることによって「バーチャルタレント(VTuber)が架空のものではなく現実のものである」という主張を含んでいる。</ref>。 | |||
確認できる限り、これが最も古いポータルプロの公表情報であり、'''この日がポータルプロの設立日とされている'''。なおこの設定の中でポータルプロは、「色々な次元や世界を行き来してスカウト活動とVタレント育成 クライアントへの営業と派遣を頑張っている事務所」と説明されている<ref>この点についてピンキーweb氏は「この頃から『いろんな次元や世界を行き来できる存在』というコンセプトなので、大筋は変わっていないですね」とコメントしている[https://x.com/pinkyweb_tw/status/1816755741535142107]。</ref>。また「架空のVタレント事務所」とあるように、この時点では同人AVサークル「ピンキーweb」の中の一企画「ポータルプロダクション」という位置づけだった。 | |||
この構想は、制作・出演・配信・権利処理を一体として成立させる、他に先駆けたトータルな業態構想であった。これはAVTuberが一過性の「際どいVTuber」ではなく「継続的に活動可能なジャンル」として成立するための必要不可欠の要素であり、AVTuber史がこの後展開していく上で大きな役割を果たすことになる。その意味で、ポータルプロ構想は'''「AVTuber」という活動形態そのものを成立させた最初期の制度設計'''であり、AVTuber史上における重要なエポックメイキングだったと言える。 | |||
上記構想・設定に基づき、2018年9月には誰でもAVTuberとして使えるつむぎのLive2D素材を無償配布、続いて2019年4月にはつむぎの3Dモデルを販売[https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ242571.html]、同年6月には裸モデルも販売し[https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ262943.html]、「架空のバーチャルタレント事務所」としてのポータルプロが実際に活動を開始した。 | |||
またこれと並行して、「架空のバーチャルタレント」として'''[[つむぎ]]'''(2024年4月から所属している[[雅乃つむぎ]]とは別存在)が実際に登場し、2019年4月19日には、つむぎが配信を行いながらピンキーweb氏とのセックス実演を行った。現在確認できる範囲では、これは'''VTuberが実際に性行為を行いながら配信したことが明らかな<ref>[https://dl.getchu.com/i/item4018428 つむぎちゃん1枠目+コスプレ実写][https://dl.getchu.com/i/item4019446 つむぎちゃん2枠目+コスプレ実写]で確認できる。</ref>世界初の事例'''であり、現在も続く「アダルトコンテンツを配信するVTuber」という意味でのAVTuberの概念がここで初めて確立した。 | |||
なお実写付きの実演動画を出した理由は「その当時にあった『どうせおじさんなんでしょ』とか『どうせ本当はしてないんでしょ』というのを超えた存在がいないと、Avtuber市場が広がらないと思ったため例外を作って市場の一番片側を広げるため」と、2022年7月にピンキーweb氏が語っている[https://x.com/pinkyweb_tw/status/1550793114985832448]。 | なお実写付きの実演動画を出した理由は「その当時にあった『どうせおじさんなんでしょ』とか『どうせ本当はしてないんでしょ』というのを超えた存在がいないと、Avtuber市場が広がらないと思ったため例外を作って市場の一番片側を広げるため」と、2022年7月にピンキーweb氏が語っている[https://x.com/pinkyweb_tw/status/1550793114985832448]。 | ||
===AVTuberの有り様の模索~つむぎ共用構想~=== | ===AVTuberの有り様の模索~つむぎ共用構想~=== | ||
'''時期:2018年6月から2019年12月頃にかけて''' | '''時期:2018年6月から2019年12月頃にかけて''' | ||
設立当初の、所属メンバーがつむぎ一人のみだったポータルプロは,AVTuberという存在や可能性を模索する実験的な試みを幾つも行っている。その中の一つに、 | |||
<blockquote> | |||
一回だけエロい配信をしてみたいという人が、誰でも一回だけつむぎちゃんになれればいいなと思っています。誰でも、バーチャルの人でもかぶられる仮面になれるのがつむぎちゃんです<ref>[https://note.com/pinkyweb_tw/n/n58153443083c お約束のバランスを取るための片側]</ref>。 | |||
</blockquote> | |||
という、つむぎというひとつのアバターを希望者が自由に使う「つむぎ共用構想」とも言うべき構想があった。 | |||
現在の感覚から見ると、この構想はAVTuberのみならずVTuber全般においてもかなり特異に映る。しかし前述にある、つむぎの3D素材等が販売されているという事実を重ね合わせると、別の側面が見えてくる。 | |||
3Dモデルを「販売される素材」として捉えた場合、このような「ひとつのアバターを複数人で共有する」という考え方は理解しやすい。市販されている3Dモデルやメタバース空間向けアバターなどは、購入者がそれぞれ自身の活動に用いることを前提としており、「同じモデルを複数人が使う」ことはごく普通に存在する利用形態である。つむぎ共用構想も、現在一般的となっている「1人の活動者にひとつの固有アバター」という考え方よりはむしろ、こうした「共有可能な販売モデル」に通底する要素を持っていたと解釈できる。 | |||
だが結局、つむぎ共用構想が大々的に実現することはなく<ref>ただし、なたでこころのアバターがつむぎと同一のモデルにアレンジを加えたものとなっている点に、若干の影響が見て取れる。[https://www.youtube.com/watch?v=0qftKBzwcPA 初配信時動画]の22:00あたりから言及がある。</ref>、2019年末から2020年にかけて[[なたでこころ]]や[[桃山ねる]]、[[ゆらがわもふぃ]]がそれぞれデビューしたことにより、「中の人」1人につき1つのアバターが存在する、他でも一般的な活動形態がポータルプロにおいても定着していく。 | |||
ただし現在のポータルプロでは、市販の3Dモデルを規約に沿って改変して使用する形態が一般化している。これは、つむぎ共用構想が前提としていた「販売モデルを複数人が利用する」という市販モデルの利用形態と地続きの発想であり、ポータルプロのアバター運用は初期理念の一部を別の形で継承しているとも位置づけられる。 | |||
なお、つむぎ共用構想は大々的に実現していないだけで撤回はされていないため、現時点においても「誰でも」「つむぎちゃんになれ」る状態であることに変わりはない。 | |||
===同人AV的手法の確立と最新技術の積極導入=== | ===同人AV的手法の確立と最新技術の積極導入=== | ||
'''時期:2020年から2023年前半頃にかけて''' | '''時期:2020年から2023年前半頃にかけて''' | ||
なたでこころを始めとした新規メンバーのデビューにより初期の模索状態を脱したポータルプロは、徐々に本格的にAVTuberグループとしての態様を整えていくことになる。2021年2月には[https://x.com/portalpro2018 公式Xアカウント]を開設するなどして対外宣伝や作品販売チャンネルをサークル「ピンキーweb」と分離し<ref>ただしこの後も作品販売などはサークル「ピンキーweb」からも継続して行われている。</ref>、「架空のVタレント事務所」から現実のAVTuberグループへと変貌していった<ref>Xの検索結果などを見ても、「ポータルプロ」がAVTuberグループを指し示す言葉であるとリスナー側に広く認知され始めたのは2021年2月以降のことと思われる。</ref>。 | |||
この時期におけるポータルプロの活動の方向性には、二つの大きな特徴があった。 | この時期におけるポータルプロの活動の方向性には、二つの大きな特徴があった。 | ||
| 141行目: | 201行目: | ||
この積極姿勢は、ピンキーweb氏の「女優さんのエッチなモーションキャプチャをアーカイブし、それを後日別の3Dモデルなどに移して様々な角度から楽しみたい」という欲求から生まれたものであり、ポータルプロの運営は常にそのことを意識していたという<ref>ただし前述のように、この考えがメンバーに説明されたことはなかった。[https://www.withny.fun/archives/0e34826b-c531-4158-b2c7-2002a8a665f2 【初ゲスト回】まなつの月曜からおもらし。番外編【ポプロ創立記念日】]39:10あたりから言及がある。</ref>。 | この積極姿勢は、ピンキーweb氏の「女優さんのエッチなモーションキャプチャをアーカイブし、それを後日別の3Dモデルなどに移して様々な角度から楽しみたい」という欲求から生まれたものであり、ポータルプロの運営は常にそのことを意識していたという<ref>ただし前述のように、この考えがメンバーに説明されたことはなかった。[https://www.withny.fun/archives/0e34826b-c531-4158-b2c7-2002a8a665f2 【初ゲスト回】まなつの月曜からおもらし。番外編【ポプロ創立記念日】]39:10あたりから言及がある。</ref>。 | ||
=== | ===AVTuber経済圏自立の影響を受けた活動態様の構造転換=== | ||
'''時期:2023年後半以降''' | '''時期:2023年後半以降''' | ||
上述のような同人AV的手法による活動態様は、2023年後半頃から明確な転換期を迎える。2023年後半頃からオナニー配信などで自主的に単独R18ライブ配信を行う例が人数・回数ともに徐々に増加し<ref>2023年6~9月に加入していた[[猫原いおり]]、2023年7月に加入した[[夜月あげは]]あたりからR18ライブ配信が増加している。</ref>、2024年に入るとその増加傾向はより明確となった。この過程でピンキーweb氏との実演は行わないと明言するメンバー<ref>[[雅乃つむぎ]]や[[あやのあや]]などが該当する。</ref>も現れ、それと同時にピンキーweb氏が行う実演配信は大きく数を減らしている。 | |||
この変化は単なる内部方針の変化にとどまらず、AVTuber界隈全体で進行していた配信環境・収益構造の変化と密接に連動していると考えられる。元々「メンバーがやりたいことをやる」グループであるため活動の多様化自体は内在的に生じうるものであり、2023年1月から始まった[[ポータルプロオンライン飲み会]]が影響を与えた面もあると考えられるが、2023年前後における配信プラットフォーム環境の変化が、その方向性を決定的に後押しした側面は大きい。 | |||
ピンキーweb氏がR18配信に用いるプラットフォームは当初から[[FC2]]が使われていたが、2022年12月には[[withny]]が初めて使われている。その後しばらくは両者の併用が続いていたが、2023年8月を最後にFC2の利用はほぼ途絶え、withnyを常用する状態へと移行した。 | |||
この時期は、withnyが従来の成人向け配信者全般向けサービスからAVTuberに強く適合したプラットフォームへと転換し、「AVTuber配信のデファクトスタンダード」としての地位を確立していく過程と概ね重なる。すなわちAVTuber界隈全体において、従来のYouTubeやFC2といった既存インフラの「転用」に依存していた段階から、AVTuberを主対象とした配信・収益化基盤が整備される段階へ移行し始めた時期だった。 | |||
この結果、「YouTubeよりも収益化が容易でFC2よりも民度が安定しているR18配信環境」であるwithnyがポータルプロ所属メンバーにとって身近な存在となり、個々のメンバーが自律的に配信を行うインセンティブが大きく高まったと考えられる。実際、withnyを用いた定期配信企画の立案<ref>[[週刊withny Festa]]と[[月曜からおもらし]]。</ref>や[[withny Festa]]への参加メンバー数の増加<ref>2023年の第1回の1名から、2024年の第2回の10名へ急増している。</ref>は、このプラットフォーム転換の影響を端的に示すものである<ref>また[[あやのあや]]のように、[[RPLAY]]など他の親AVTuber的プラットフォームとの併用を行う例も見られる。</ref>。 | |||
総じて'''2023年後半から2024年前半を境に、ポータルプロは「ピンキーweb氏との実演中心モデル」から「各メンバーが個別に配信・収益化を行う分散的・自律的モデル」へと構造転換した'''と評価できる。 | |||
2026年現在、多くの所属メンバーが更に自律性を高めて活動しており、withnyを中心に[[RPLAY]](サブスクリプション・コンテンツ販売)や[[OTOBANANA]](音声特化)で活動を行い、R18ライブ配信やコンテンツ販売を展開している。さらに[[まなつ。]]の[[月曜からおもらし]]のような毎週定例配信も定着している。かつてはグループ全体で月1~数回だった配信頻度は、現在では複数メンバーが同時間帯に配信を行うことも珍しくないほどに高まっており、ピンキーweb氏は配信環境の構築や技術サポートという「バックアップ」の役割に回ることで、メンバーの自主的な活動を支えている。 | |||
このような変化は、AVTuber界隈全体において進行した「専用インフラの確立による経済圏・文化圏の自立」という大きな潮流の中で理解することができ、ポータルプロの構造転換はその具体的な事例の一つと位置付けられる。 | |||
以下に、上記の変化を示すデータを例示する。概ね、2023年以前と2024年以降でデータに変化が生じている状況が読み取れる。 | 以下に、上記の変化を示すデータを例示する。概ね、2023年以前と2024年以降でデータに変化が生じている状況が読み取れる。 | ||
{| class="wikitable" style="text-align:center;" | {| class="wikitable" style="text-align:center;" | ||
|+ ポータルプロにおける各種配信への参加メンバー数推移(単位:人) | |+ ポータルプロにおける各種配信への参加メンバー数推移(単位:人) | ||
! 配信種類 !! 2019年 !! 2020年 !! 2021年 !! 2022年 !! 2023年 !! 2024年 !! 2025年 | ! 配信種類 !! 2019年 !! 2020年 !! 2021年 !! 2022年 !! 2023年 !! 2024年 !! 2025年 !! 2026年 | ||
|- | |- | ||
! ピンキーweb氏との実演 | ! ピンキーweb氏との実演 | ||
| 1 || 3 || 6 || 8 || 12 || 5 || 0 | | 1 || 3 || 6 || 8 || 12 || 5 || 1 || 0 | ||
|- | |- | ||
! 単独R18ライブ配信 | ! 単独R18ライブ配信 | ||
| 0 || 0 || 1 || 0 || 3 || 12 || | | 0 || 0 || 1 || 0 || 3 || 12 || 10 || 6 | ||
|- | |- | ||
! withny Festa参加 | ! withny Festa参加 | ||
| - || - || - || - || 1 || 10 || | | - || - || - || - || 1 || 10 || 8 || | ||
|- | |- | ||
|} | |} | ||
※各メンバーの活動履歴から集計。2026年は暫定値。<br>※撮影が途中で中断した等のケースもカウントしている。<br>※ピンキーweb氏が撮影機材のセッティングで立ち会ったが実演はしていないケースは「単独R18ライブ配信」にカウントしている。<Br>※[[エレガントふわふわ]]単独所属メンバーはカウントしていない<ref>[[百合音リリィ]]、[[あおきさくらこ]](碧輝まりな)、[[稚羽かむり]]が該当する。</ref>。 | |||
===最近の動き=== | |||
AVTuber Wiki設立前後からの主な出来事を中心に記載。 | |||
*'''2024年''' | |||
:5月 [[ピンキーweb]]氏、[[事務乃あんず]]、[[雅乃つむぎ]]が運営に関与する男性VTuberグループ「[[ダメリーノプロダクション]]」設立。ただしポータルプロとの組織上の繋がりはない。 | |||
:8月 ピンキーweb氏が運営する3DAV制作サークル[[ステラリスポルタ]]が発足(本格的な活動開始は同年12月)。ポータルプロとの間には連携関係が構築されている。 | |||
:8月24日 「withny Festa リアイベッ!」にサークル出展。 | |||
:8月25日 withny Festa公式企画[https://www.withny.fun/archives/60d3a3f3-3150-47d9-a4b5-e3f713aa7376 【Vtuberコラボ祭り】 性学王(せいがくおう) 決勝戦]に[[雅乃つむぎ]]と[[まなつ。]]が出場し、雅乃つむぎが'''優勝'''、まなつ。が'''準優勝'''。 | |||
*[[ | :9月3日、Fantiaデリーランキング(VTuber・投稿・お気に入り数・一般のみ)で[[事務乃あんず]]、[[あまぎまや]]、[[あやのあや]]、[[まなつ。]]の各投稿が1位から9位を占め、上位をほぼ独占。 | ||
:12月29日、ポータルプロ主催としては初のリアイベである[[ポータルプロが主催したリアルイベント#ポプロ飲み会出張版!|ポプロ飲み会出張版!]]が開催[https://bar-chillhouse.com/2024/12/29/1969/][https://x.com/ayanonaka0515/status/1870037718174183725]された。 | |||
*'''2025年''' | |||
:1月 新たに姉妹サークルとしてピンキーweb氏が運営する[[エレガントふわふわ]]が発足。ポータルプロ、ステラリスポルタとの三者間での連携態勢がスタートした。 | |||
:6月9日~13日 リレー配信企画'''[[ポプロ昼枠リレー]]'''がwithnyで配信。[[事務乃あんず]]、[[まなつ。]]、[[あやのあや]]、[[紅緒なほこ]]、[[井栗まろん]]が参加。 | |||
:9月 音声収録、3D配信、写真撮影などに使用できる共用スペースである通称'''ポプロハウス'''を、某所に賃借して開設。9月29日には[[事務乃あんず]]と[[雅乃つむぎ]]がポプロハウスから[https://www.youtube.com/watch?v=0LY4_-mqbgw 【緊急お茶会】ポプロハウスお茶会【つむあん】]を配信<ref>ピンキーweb氏も撮影スタッフとして参加。</ref>。 | |||
::<youtube width=356 height=200>0LY4_-mqbgw</youtube> | |||
:11月29日 前年に引き続き「withny Festa リアイベッ!」にサークル出展(サークル番号2,3番)[https://x.com/withny_official/status/1955916219091181589]。[[事務乃あんず]]、[[雅乃つむぎ]]、[[ゆらがわもふぃ]]が売り子で、[[井栗まろん]]がバーチャル売り子で、[[まなつ。]]、雅乃つむぎ、[[あまぎまや]]が壁尻射的(音声収録)で参加。なお、まなつ。(サークル番号14)および[[あやのあや]](サークル番号15)は別スペースでの出展。当日の様子を事務乃あんずがレポ漫画にしている[https://x.com/zimunoanzu/status/1997183535833395554][https://fantia.jp/posts/3788988]。 | |||
:11月30日 [[事務乃あんず]]、[[雅乃つむぎ]]、[[まなつ。]]が参加する、2回目のポータルプロ主催リアイベである[[ポータルプロが主催したリアルイベント#ポプロ合同オフ会|ポプロ合同オフ会]]が開催された。([https://www.withny.fun/archives/d707fb7c-5b05-4af0-bee7-63a56c2425f3 雅乃つむぎ感想配信]) | |||
::事務乃あんずによる上記2イベントの感想配信[https://www.withny.fun/archives/3771b0ac-a35a-4da8-a867-2dad1b81e886 うぃずふぇすりあいべとオフ会感想枠]が12月6日に配信されている。 | |||
==公式アカウント== | ==公式アカウント== | ||
| 204行目: | 279行目: | ||
! RPLAY | ! RPLAY | ||
| [https://rplay.live/c/portalpro?page=creator-home ポータルプロ] || [https://rplay.live/c/pinkyweb?page=creator-home pinkyweb] | | [https://rplay.live/c/portalpro?page=creator-home ポータルプロ] || [https://rplay.live/c/pinkyweb?page=creator-home pinkyweb] | ||
|- | |||
! ニコニコ | |||
| [https://www.nicovideo.jp/user/132637065?rf=nvpc&rp=search&ra=main ポータルプロ] || [https://www.nicovideo.jp/user/603630?rf=nvpc&rp=search&ra=main Pw] | |||
|- | |||
! Sapocia | |||
| [https://sapocia.com/popro/ ポータルプロ] || - | |||
|- | |- | ||
! FC2 | ! FC2 | ||
| 231行目: | 312行目: | ||
! mond | ! mond | ||
| [https://mond.how/ja/portalpro2018 ポータルプロ] || - | | [https://mond.how/ja/portalpro2018 ポータルプロ] || - | ||
|- | |||
! Pommu | |||
| [https://ch.dlsite.com/pommu/profile/4428139 ポータルプロ] || [https://ch.dlsite.com/pommu/profile/689213 ピンキーweb] | |||
|- | |||
! BOOTH | |||
| [https://poproshop.booth.pm/ ポータルプロのBOOTH屋さん] || - | |||
|- | |||
! Amazonほしい物リスト | |||
| [https://www.amazon.co.jp/hz/wishlist/ls/1KLKC9LFSJCKI?ref_=wl_share ポータルプロの支援リスト] || - | |||
|- | |||
! lit.link | |||
| [https://lit.link/popro ポータルプロ] || [https://lit.link/pinkyweb ピンキーweb] | |||
|- | |- | ||
|} | |} | ||
元々はピンキーweb氏個人の構想から始まったこと、当初は同人AVサークル「ピンキーweb」内の企画シリーズ「ポータルプロダクション」として作品がリリースされていたこと、2021年頃まではポータルプロとして独立した販売チャンネルがなかったことなどから、ポータルプロとしての作品販売等はポータルプロアカウントおよびサークル「ピンキーweb」アカウントの双方(所属メンバー個人のアカウントも含めれば三者)で行われている。 | |||
また公式アカウントではないが、[[えぶメディ]]にはポータルプロのページも設けられている。グループ単体でページが設けられているのはポータルプロのみである(2025年10月現在)。 | |||
*[https://avtuber.doerolife.com/avtuber/portalpro/ えぶメディ:ポータルプロ] | |||
==ピンキーweb氏運営関与各グループについて== | |||
2025年12月現在、ピンキーweb氏が運営に関与しているグループは、ポータルプロを始めとして7グループ、うちAVTuber Wikiに単独記事があるのは4グループある。各グループの相関関係は下図のとおりである。 | |||
[[ファイル:Group_Chart.jpg|800px]] | |||
*各種配信、Xアカウントプロフィール等から関係性を読み取って作成。ただし公式側に取材を行っての作成ではないため、その点は留意すること。 | |||
*ゆるケットおよびダメリーノプロダクションについては共同運営者のうちの一人。 | |||
*2025年12月18日設立の[https://x.com/Malpin66639 こすなわ]については後日追記予定。 | |||
==関連項目== | |||
*[[ポータルプロオンライン飲み会]] | |||
*[[ポプロVR]] | |||
*[[ポプロ昼枠リレー]] | |||
*[[ポータルプロが主催したリアルイベント]] | |||
*[[シドウミツキ]] … 外部協力者 | |||
*[[ダメリーノプロダクション]] … 運営者が同じ[[ピンキーweb]]氏で[[事務乃あんず]]、[[雅乃つむぎ]]も運営に関わっている。ただし組織としての繋がりはない。 | |||
*[[エレガントふわふわ]] … 運営者が同じピンキーweb氏で掛け持ちしているメンバーもいる。「姉妹サークル」として案内されている。 | |||
* [[ステラリスポルタ]] … 運営者が同じピンキーweb氏。制作されている3DAVにポータルプロメンバーの3Dキャプチャデータが使われている。 | |||
==注釈== | ==注釈== | ||
2026年5月25日 (月) 00:18時点における最新版
ポータルプロ[1]は、個人勢AVTuberのグループである。略称はポプロ。2018年6月16日設立[2]。えもえちプロダクションを運営する株式会社Flyと並び、AVTuber黎明期から続く存在である。
「創作バーチャルタレント事務所」として「Vの姿を持ちたいなーという皆さんの手助けをする、個人勢相互協力のゆるい繋がり[5]」を目的に活動している。また、2026年3月現在の説明で「Vの姿や実写で配信する配信者さんたちを応援するゆるい箱[6]」とあるように、実写活動のサポートも行っている。一見すると法人組織のような名称だが、ピンキーweb氏が主宰・運営する任意団体である。
一般的なVTuber事務所がタレントのマネジメントや収益管理を担うのに対し、ポータルプロはあくまで「創作活動の補助線」として機能しており、所属・非所属の境界や活動内容の規定を極力設けない点に特徴がある。
このような緩やかなネットワーク型の運営形態は、同人サークル的文化とVTuber文化の融合の産物ともいえ、AVTuberというジャンルが個人主導で発展してきた潮流を象徴する存在でもある。
なおこのような実態にも関わらず名称に「プロ(ダクション)」を含んでいるのは、設立当時のピンキーweb氏に「アイドルのプロデュースをしたい(そしてそのアイドルが裏でエッチなこともしている)」という夢があったことに由来しており[3]、アイドルものの同人誌的なネタと捉えると分かりやすい。「ピンキーさんはアイマス好きでポプロ作ってるからね」と事務乃あんずは語っている[4]。
「持ち味を活かそう」「好きなことに力を入れよう」「苦手なことは助けを求めよう」との方向性を掲げている[7]。
活動の内容や頻度、所属の掛け持ち、所属の公表は全て自由であり、活動ノルマはなく、統一的な活動方針も示されていない[5]。活動の進め方も含め、所属メンバーの自発的な意思に委ねられており、「それぞれが得意なことをすればよい[8]」との見解が示されている。また、「各人が好きなことをするスタイルなのでポータルプロに入ったから何かエロコンテンツを出さないといけないとかはありません[9]」とあり、R18活動すら必須ではない[6]。総じて(法令遵守などの常識レベルの制約は別として)「何かをしなければいけない」「何かをしてはいけない」という制限はなく、各メンバーの自覚と責任の下で活動が行われている。その上で、メンバーへの案件紹介、アバターや配信などについての技術サポート、継続収益分配[7]などの支援が行われている。
このような自由で自律的な活動方針の下でのメンバーの活動形態は実に様々であり、R18配信やR18投稿を行うようなよくあるAVTuber活動にとどまらず、SNSアカウントを持たずにピンキーweb氏との実演配信のみで活動するメンバー[8]や、活動が数ヶ月途絶えていた後にフラッと復帰するメンバー[9]もいる。「1回ちょっと試してみたい」として活動することも自由で、その1回限りの配信後も在籍だけしているメンバーが複数いる。
メンバーの活動プラットフォームも統一されていないが、日常的な投稿はX、ゲーム配信やショート動画投稿などはYouTube、R18配信はwithny、R18動画投稿などはFantiaが使われることが比較的多い(2025年現在)。なお、Fantia等のファンクラブ会員向け限定情報の告知などにはDiscordが比較的よく使われる[10]。
姉妹グループであるエレガントふわふわが活動を開始した2025年1月以降は、新規所属メンバーはポータルプロではなくエレガントふわふわに所属するパターンが多くなっている[11]。ただし井栗まろんは、2025年2月20日にエレガントふわふわに所属した後、同年4月5日にポータルプロにも掛け持ちする形で所属している。
総論でも一部触れているが、ポータルプロは企業系VTuberグループとは異なり、活動義務などを明確に定めない「任意参加型コミュニティ」に近い構造を持つ。このため、所属メンバーは個人勢としての独立性を維持したまま活動することが可能であり、他団体との掛け持ちも制限されていない。「個人勢連合」あるいは「半個人勢」とも表現されうる組織形態である[12]。
また、活動方針においても統一的なブランド戦略より個々の創作意欲が優先される傾向にあり、「グループ主導型」ではなく「メンバー主導型」の運営がなされている点が特徴である。
このような構造は、AVTuberにおいて重要となる「匿名性」「自主制作性」「即応性」といった要素と親和性が高く、結果として多様な活動形態(配信・音声作品・実写連動企画など)を内包することを可能としている。
ポータルプロにおける現役・引退・卒業など所属関係に関する運用は、他の多くのグループや個人勢と異なる独特なものとなっている。
まず、上述のように活動ノルマが存在しないことの裏返しとして、ポータルプロにおいては明確な引退告知等が無い限りは現役メンバーとして扱われ、長期間活動実績が無いだけでは引退・活動休止・消息不明等の扱いは受けない。そのような場合においても、あくまでも「活動の頻度が低いだけの現役メンバー」として扱われる[13]。そもそも、活動実績がないことを理由とした引退勧告自体が存在しない。
また初代メンバーのつむぎには後述のように、希望すれば誰でもつむぎとして活動できる構想が存在し、これは現時点でも有効なものである。2025年9月現在ではつむぎの活動履歴は約6年間更新されていないが、この構想に従えば何時でも誰でもつむぎとして活動の履歴を更新できる状態にある。この構想を尊重するならばつむぎには引退という概念そのものが存在しない。
所属メンバーの多くは、BOOTH等で販売されている既成のVRChat用3DアバターをベースにVRM化・カスタマイズしたものを使用しており[14]、ほぼ全員がパーフェクトシンクを独自に実装している[15](実演系配信では更にフルトラッキングも加わる)ことが特徴。これらのアバター関連作業は、3Dアバタースタイリスト・VTuberのシドウミツキが外部協力者という形で主に請け負っている他、事務乃あんずのようにVRoidでアバター・衣装を自作する例や、2024年からはVRChat・ChilloutVR・withnyFestaなどのメタバースに進出するために自ら改変技術を身に付けるメンバーも現れている。
なお既存のアバターをベースにしていることも含めての負担軽減策の影響もあり、AVTuber活動を始めるにあたっての初期費用を低廉に抑えることができる[16]。
2022年以前は各メンバー間の交流がファンの目に見える形で行われることは少なかったが[17]、2023年1月からは概ね月1回のペースでポータルプロオンライン飲み会が開催されており、メンバー同士の会話をファンが楽しめるようになっている[10]。詳細は当該記事参照。
また、2024年半ば頃からはメンバーが集まってのVR配信なども行われるようになり、下記リンク先のようにリスナー参加型の企画も行われている。
2024年8月3日配信 【ポータルプロ】Vketパラリアル大阪レイド【リスナー参加型】
これを発展させる形で、2025年1月からはR18要素のあるポプロVRが開催されている。
後述のように、2024年12月には所属メンバーが出演するリアルイベントポプロ飲み会出張版!も開催され、これを皮切りにあやのあややまなつ。もリアイベを開催している。
所属メンバーに対してだけではなく、所属外のAVTuberに対しても作品販売チャンネルの提供が行われており、ポータルプロには同人作品制作サークルとしての一面もある[18]。個人勢の天水ライラ、Sugar Palette社長(当時)の神凪ルナの音声作品などが該当する[19]。また、ポータルプロ脱退後の猫原いおりの音声作品も継続的にポータルプロからリリースされている[20]。
※下記沿革も参照。
ポータルプロは、AVTuberというジャンルの成立初期から継続して活動している数少ない存在である。グループとしては現存最古であり[21]、個人勢を含めてもポータルプロよりも活動歴が古いのは万楽えねやKarinなど数えるほどしかいない。
特に2018年から2019年にかけての黎明期においては、AVTuberという概念自体が未定義であった中で、バーチャルと成人向け表現の接続方法を模索する実験的な試みを数多く行っていた点はAVTuber史において特筆すべき業績である。
また、2023年以前のポータルプロにおいて主流だった実写とアバターを組み合わせた作品制作手法は、従来の同人AVの文脈を継承しつつVTuber技術と融合させた独自の表現領域を切り開いたものである。この表現手法とともにAVTuberの概念が確立したことは、AVTuber文化が2.5次元活動に対し寛容である[22]ことの主要因の一つとも考えられる。
五十音順で記載
- 愛洲メリア
- あたかもたまこ
- あまぎまや
- 天海やえ
- あやのあや
- 井栗まろん ※エレガントふわふわとの掛け持ち
- 江口るせ
- 貝塚るぴす
- 胡桃うみ
- 黒月リアン
- 黒乃うさぎ
- 黒蜜あんな
- 清水ゆかり
- 事務乃あんず
- 瀬賀あきら
- 小鳥遊まりな[23]
- たちばなカノン
- 月島春桜
- 月読ことの
- つむぎ
- 鳥飼さくら
- なたでこころ
- 七緒優 ※エレガントふわふわとの掛け持ち
- 七転美やおき
- ななまる久遠
- ななみなみ
- 氷室教ぷる
- 紅緒なほこ
- 星乃千雪 ※エレガントふわふわとの掛け持ち
- まなつ。 ※エレガントふわふわとの掛け持ち
- まひるのろっこ
- 丹生沙朱
- 雅乃つむぎ
- 桃野乃ロロ
- 桃山ねる
- ゆらがわもふぃ ※エレガントふわふわとの掛け持ち
- 夜月あげは ※活動休止
- 夜夢ろく
- 四月一日スミレ
運営
概要にあるように、ポータルプロにおいては活動頻度に関わらず、原則全員が現役メンバーとして扱われる。また、所属の掛け持ちも自由である。このため、本人が脱退等を明言した場合に限り「過去の所属メンバー」としてリストアップする[24]。
組織形態と活動傾向にあるように、ポータルプロにおいては個々のメンバーの創作意欲が優先されるため、統一的な活動方針は存在しない。それでも、活動傾向をいくつかの類型に分けて捉えることはできる。ここでは、後述の沿革で述べられている、ポータルプロにおける2023年後半から2024年前半にかけての構造転換期に着目して類型化する。
構造転換期以前で主流だった類型。同人AVの撮影のように、ピンキーweb氏が出演者のスケジュール調整や撮影機材のセッティングを行った後、性行為実演配信を実施する。そして後日、その様子を収録した動画作品を販売する。多くの場合、アバターのみのバージョンと実写を組み合わせたバージョンの双方が発売される。
「VTuberが配信中にセックスする」というVTuberものエロ同人の王道パターンを実際に行う点が、最大の特徴であり魅力でもある。構造転換期以前のポータルプロはこれらの作品群でイメージされることが多かった。ただし、いわゆる「竿役」がピンキーweb氏1人のみであるため、配信回数の増加には自ずと限界があった[25]。またこの活動類型では、各メンバーが個別に配信活動を行うことは稀であり、リスナーと配信で触れ合う機会は限定的だった。
この類型で直近(2026年)の活動実績があるのは、ゆらがわもふぃのみである。
構造転換期以降で主流となった類型。多くのAVTuberと同様、各メンバーが個別に配信・収益化を行う分散的・自律的な活動形態である。withnyでのキャストアイテム連動機能を用いたオナニー実演配信を行う事が多い。
構造転換期以前とは異なり、アバターのみを用いた配信(2次元)を行うメンバーと、実写を併用した配信(2.5次元)を行うメンバーに明確に分かれている。ただしアバターのみで配信を行うメンバーでも、withny Festaのリアイベなどに参加する者もいる。
この類型で直近(2026年)の活動実績があるのは、以下のメンバーである。
- 両方の類型を経験している所属メンバーも、少数だが存在する。直近(2026年)の活動実績があるメンバーでは、まなつ。のみが該当する[26]。
- 貝塚るぴすは頻繁に配信活動を行っていたが、R18活動を全く行っていなかったため、上記のいずれの類型にも該当しない。
時期:2018年5月以前
AVTuberという概念は特定の個人・団体が創始したものではなく、2018年頃から複数の文化的文脈の中で自然発生的かつ段階的に発祥していったが、その過程においてポータルプロは決定的な役割を果たした初期事例として位置づけられる。その意味で、ポータルプロの沿革はAVTuber発祥の歴史と密接不可分に結びついている。
そしてその沿革の源流をたどると、2018年5月にピンキーweb氏が「エッチいことができてみんながそいういう[27]使い方をしても平和的な」「架空のバーチャルユーチューバー事務所に所属する架空のバーチャルユーチューバーを作りたい」と思い立ったことに行きつく[11]。当時はVTuberという存在が急拡大していた時期であり、深層組のような際どさに半歩踏み込んだ話題を扱うVTuberグループが出現する一方[28]、プレAVTuberともいうべき万楽えねを始めとしたエロに親和性の高いVTuberが活動を開始するなどVTuberの有り様も急激に多様化し、一部にAVTuberの萌芽が見られた時期だった。
ただし、この時点では「AVTuber」の概念はまだ完全には確立しておらず、後年のような一つのジャンルとして認識されていたわけではない。あくまでVTuberという形式を、成人向け表現や性的コンテンツとどう接続するかについて、各所で試行錯誤が始まっていた段階であった。そのような潮流の中で浮かび上がったのが、この発想だった。
元々「キャラクターとエッチをする作品」が好きで3次元と2次元をくっつける同人コスプレAVを制作してきたピンキーweb氏にとって、VTuberは2次元と3次元をくっつける新しいやり方と映り、正にうってつけの題材であった。しかし、(あからさまに言及されないとはいえ)「中の人」の存在がアニメ等のキャラクターよりも近しいVTuberを題材に同人AVを二次創作することは、いわゆる「ナマモノ」リスクが発生する懸念がより強くあった。
これを回避するためには、最初からR18作品を制作してもOKな架空のVTuberと所属事務所を作り上げれば良い……という発想から全てが始まった。上記の引用文中に「平和的な」とあるのはこのような意味を含んでいる[29]。
時期:2018年6月から2019年6月頃まで
上記の発想から約1か月後となる2018年6月16日、ピンキーweb氏により架空のVタレント事務所「ポータルプロダクション」に所属する架空のVタレント「つむぎ」の設定資料がTwitterに投稿された[12][30]。
確認できる限り、これが最も古いポータルプロの公表情報であり、この日がポータルプロの設立日とされている。なおこの設定の中でポータルプロは、「色々な次元や世界を行き来してスカウト活動とVタレント育成 クライアントへの営業と派遣を頑張っている事務所」と説明されている[31]。また「架空のVタレント事務所」とあるように、この時点では同人AVサークル「ピンキーweb」の中の一企画「ポータルプロダクション」という位置づけだった。
この構想は、制作・出演・配信・権利処理を一体として成立させる、他に先駆けたトータルな業態構想であった。これはAVTuberが一過性の「際どいVTuber」ではなく「継続的に活動可能なジャンル」として成立するための必要不可欠の要素であり、AVTuber史がこの後展開していく上で大きな役割を果たすことになる。その意味で、ポータルプロ構想は「AVTuber」という活動形態そのものを成立させた最初期の制度設計であり、AVTuber史上における重要なエポックメイキングだったと言える。
上記構想・設定に基づき、2018年9月には誰でもAVTuberとして使えるつむぎのLive2D素材を無償配布、続いて2019年4月にはつむぎの3Dモデルを販売[13]、同年6月には裸モデルも販売し[14]、「架空のバーチャルタレント事務所」としてのポータルプロが実際に活動を開始した。
またこれと並行して、「架空のバーチャルタレント」としてつむぎ(2024年4月から所属している雅乃つむぎとは別存在)が実際に登場し、2019年4月19日には、つむぎが配信を行いながらピンキーweb氏とのセックス実演を行った。現在確認できる範囲では、これはVTuberが実際に性行為を行いながら配信したことが明らかな[32]世界初の事例であり、現在も続く「アダルトコンテンツを配信するVTuber」という意味でのAVTuberの概念がここで初めて確立した。
なお実写付きの実演動画を出した理由は「その当時にあった『どうせおじさんなんでしょ』とか『どうせ本当はしてないんでしょ』というのを超えた存在がいないと、Avtuber市場が広がらないと思ったため例外を作って市場の一番片側を広げるため」と、2022年7月にピンキーweb氏が語っている[15]。
時期:2018年6月から2019年12月頃にかけて
設立当初の、所属メンバーがつむぎ一人のみだったポータルプロは,AVTuberという存在や可能性を模索する実験的な試みを幾つも行っている。その中の一つに、
一回だけエロい配信をしてみたいという人が、誰でも一回だけつむぎちゃんになれればいいなと思っています。誰でも、バーチャルの人でもかぶられる仮面になれるのがつむぎちゃんです[33]。
という、つむぎというひとつのアバターを希望者が自由に使う「つむぎ共用構想」とも言うべき構想があった。
現在の感覚から見ると、この構想はAVTuberのみならずVTuber全般においてもかなり特異に映る。しかし前述にある、つむぎの3D素材等が販売されているという事実を重ね合わせると、別の側面が見えてくる。
3Dモデルを「販売される素材」として捉えた場合、このような「ひとつのアバターを複数人で共有する」という考え方は理解しやすい。市販されている3Dモデルやメタバース空間向けアバターなどは、購入者がそれぞれ自身の活動に用いることを前提としており、「同じモデルを複数人が使う」ことはごく普通に存在する利用形態である。つむぎ共用構想も、現在一般的となっている「1人の活動者にひとつの固有アバター」という考え方よりはむしろ、こうした「共有可能な販売モデル」に通底する要素を持っていたと解釈できる。
だが結局、つむぎ共用構想が大々的に実現することはなく[34]、2019年末から2020年にかけてなたでこころや桃山ねる、ゆらがわもふぃがそれぞれデビューしたことにより、「中の人」1人につき1つのアバターが存在する、他でも一般的な活動形態がポータルプロにおいても定着していく。
ただし現在のポータルプロでは、市販の3Dモデルを規約に沿って改変して使用する形態が一般化している。これは、つむぎ共用構想が前提としていた「販売モデルを複数人が利用する」という市販モデルの利用形態と地続きの発想であり、ポータルプロのアバター運用は初期理念の一部を別の形で継承しているとも位置づけられる。
なお、つむぎ共用構想は大々的に実現していないだけで撤回はされていないため、現時点においても「誰でも」「つむぎちゃんになれ」る状態であることに変わりはない。
時期:2020年から2023年前半頃にかけて
なたでこころを始めとした新規メンバーのデビューにより初期の模索状態を脱したポータルプロは、徐々に本格的にAVTuberグループとしての態様を整えていくことになる。2021年2月には公式Xアカウントを開設するなどして対外宣伝や作品販売チャンネルをサークル「ピンキーweb」と分離し[35]、「架空のVタレント事務所」から現実のAVTuberグループへと変貌していった[36]。
この時期におけるポータルプロの活動の方向性には、二つの大きな特徴があった。
そのうちの一つは、前述のように同人コスプレAVの文脈から派生して活動が始まった経緯も影響してか、メンバーのR18活動のうち特にライブ配信については「ピンキーweb氏が撮影機材などをセッティング」→「ピンキーweb氏とメンバーがセックス実演配信を実施」→「その様子を後日動画作品(アバターと実写の2画面構成)として販売」という同人AV的な形態が大半を占めていた点である。この「VTuberが配信中に実際にセックス実演を行っていることが実写との組み合わせによってはっきりわかる」ことがポータルプロ全体のR18活動の特徴と捉えられていた面がある。実写を組み合わせて性交していることを「証明」する手法は、当時のAVTuberの活動態様としては珍しい部類に入る。
ただし概要にも記載があるとおり、グループ本来の方針としては対象年齢も含めて活動内容を制限するようなことは一切なく「メンバーがやりたいことをやる」グループであるため[37]、この方向性に当てはまらない活動も少なからず存在していたことに留意する必要がある[38]。上記方向性も自然体で事例が積み重なっていったものである。
二つ目の特徴として、バーチャル配信に関する最新技術導入に積極的である点が挙げられる(これは現時点においてもそうである)。当初はLive 2Dを用いた初歩的なバーチャル配信だったが、3Dモデルを用いたモーションキャプチャなどを積極的かつ急速に取り込んでいった。この積極姿勢が端的に表れた例が、パーフェクトシンクをR18配信に世界で初めて導入した清水ゆかりの実演配信(2021年1月20日)である。
この積極姿勢は、ピンキーweb氏の「女優さんのエッチなモーションキャプチャをアーカイブし、それを後日別の3Dモデルなどに移して様々な角度から楽しみたい」という欲求から生まれたものであり、ポータルプロの運営は常にそのことを意識していたという[39]。
時期:2023年後半以降
上述のような同人AV的手法による活動態様は、2023年後半頃から明確な転換期を迎える。2023年後半頃からオナニー配信などで自主的に単独R18ライブ配信を行う例が人数・回数ともに徐々に増加し[40]、2024年に入るとその増加傾向はより明確となった。この過程でピンキーweb氏との実演は行わないと明言するメンバー[41]も現れ、それと同時にピンキーweb氏が行う実演配信は大きく数を減らしている。
この変化は単なる内部方針の変化にとどまらず、AVTuber界隈全体で進行していた配信環境・収益構造の変化と密接に連動していると考えられる。元々「メンバーがやりたいことをやる」グループであるため活動の多様化自体は内在的に生じうるものであり、2023年1月から始まったポータルプロオンライン飲み会が影響を与えた面もあると考えられるが、2023年前後における配信プラットフォーム環境の変化が、その方向性を決定的に後押しした側面は大きい。
ピンキーweb氏がR18配信に用いるプラットフォームは当初からFC2が使われていたが、2022年12月にはwithnyが初めて使われている。その後しばらくは両者の併用が続いていたが、2023年8月を最後にFC2の利用はほぼ途絶え、withnyを常用する状態へと移行した。
この時期は、withnyが従来の成人向け配信者全般向けサービスからAVTuberに強く適合したプラットフォームへと転換し、「AVTuber配信のデファクトスタンダード」としての地位を確立していく過程と概ね重なる。すなわちAVTuber界隈全体において、従来のYouTubeやFC2といった既存インフラの「転用」に依存していた段階から、AVTuberを主対象とした配信・収益化基盤が整備される段階へ移行し始めた時期だった。
この結果、「YouTubeよりも収益化が容易でFC2よりも民度が安定しているR18配信環境」であるwithnyがポータルプロ所属メンバーにとって身近な存在となり、個々のメンバーが自律的に配信を行うインセンティブが大きく高まったと考えられる。実際、withnyを用いた定期配信企画の立案[42]やwithny Festaへの参加メンバー数の増加[43]は、このプラットフォーム転換の影響を端的に示すものである[44]。
総じて2023年後半から2024年前半を境に、ポータルプロは「ピンキーweb氏との実演中心モデル」から「各メンバーが個別に配信・収益化を行う分散的・自律的モデル」へと構造転換したと評価できる。
2026年現在、多くの所属メンバーが更に自律性を高めて活動しており、withnyを中心にRPLAY(サブスクリプション・コンテンツ販売)やOTOBANANA(音声特化)で活動を行い、R18ライブ配信やコンテンツ販売を展開している。さらにまなつ。の月曜からおもらしのような毎週定例配信も定着している。かつてはグループ全体で月1~数回だった配信頻度は、現在では複数メンバーが同時間帯に配信を行うことも珍しくないほどに高まっており、ピンキーweb氏は配信環境の構築や技術サポートという「バックアップ」の役割に回ることで、メンバーの自主的な活動を支えている。
このような変化は、AVTuber界隈全体において進行した「専用インフラの確立による経済圏・文化圏の自立」という大きな潮流の中で理解することができ、ポータルプロの構造転換はその具体的な事例の一つと位置付けられる。
以下に、上記の変化を示すデータを例示する。概ね、2023年以前と2024年以降でデータに変化が生じている状況が読み取れる。
| 配信種類 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 | 2026年 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ピンキーweb氏との実演 | 1 | 3 | 6 | 8 | 12 | 5 | 1 | 0 |
| 単独R18ライブ配信 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | 12 | 10 | 6 |
| withny Festa参加 | - | - | - | - | 1 | 10 | 8 |
※各メンバーの活動履歴から集計。2026年は暫定値。
※撮影が途中で中断した等のケースもカウントしている。
※ピンキーweb氏が撮影機材のセッティングで立ち会ったが実演はしていないケースは「単独R18ライブ配信」にカウントしている。
※エレガントふわふわ単独所属メンバーはカウントしていない[45]。
AVTuber Wiki設立前後からの主な出来事を中心に記載。
- 2024年
- 5月 ピンキーweb氏、事務乃あんず、雅乃つむぎが運営に関与する男性VTuberグループ「ダメリーノプロダクション」設立。ただしポータルプロとの組織上の繋がりはない。
- 8月 ピンキーweb氏が運営する3DAV制作サークルステラリスポルタが発足(本格的な活動開始は同年12月)。ポータルプロとの間には連携関係が構築されている。
- 8月24日 「withny Festa リアイベッ!」にサークル出展。
- 8月25日 withny Festa公式企画【Vtuberコラボ祭り】 性学王(せいがくおう) 決勝戦に雅乃つむぎとまなつ。が出場し、雅乃つむぎが優勝、まなつ。が準優勝。
- 9月3日、Fantiaデリーランキング(VTuber・投稿・お気に入り数・一般のみ)で事務乃あんず、あまぎまや、あやのあや、まなつ。の各投稿が1位から9位を占め、上位をほぼ独占。
- 12月29日、ポータルプロ主催としては初のリアイベであるポプロ飲み会出張版!が開催[16][17]された。
- 2025年
- 1月 新たに姉妹サークルとしてピンキーweb氏が運営するエレガントふわふわが発足。ポータルプロ、ステラリスポルタとの三者間での連携態勢がスタートした。
- 6月9日~13日 リレー配信企画ポプロ昼枠リレーがwithnyで配信。事務乃あんず、まなつ。、あやのあや、紅緒なほこ、井栗まろんが参加。
- 9月 音声収録、3D配信、写真撮影などに使用できる共用スペースである通称ポプロハウスを、某所に賃借して開設。9月29日には事務乃あんずと雅乃つむぎがポプロハウスから【緊急お茶会】ポプロハウスお茶会【つむあん】を配信[46]。
- 11月29日 前年に引き続き「withny Festa リアイベッ!」にサークル出展(サークル番号2,3番)[18]。事務乃あんず、雅乃つむぎ、ゆらがわもふぃが売り子で、井栗まろんがバーチャル売り子で、まなつ。、雅乃つむぎ、あまぎまやが壁尻射的(音声収録)で参加。なお、まなつ。(サークル番号14)およびあやのあや(サークル番号15)は別スペースでの出展。当日の様子を事務乃あんずがレポ漫画にしている[19][20]。
- 11月30日 事務乃あんず、雅乃つむぎ、まなつ。が参加する、2回目のポータルプロ主催リアイベであるポプロ合同オフ会が開催された。(雅乃つむぎ感想配信)
- 事務乃あんずによる上記2イベントの感想配信うぃずふぇすりあいべとオフ会感想枠が12月6日に配信されている。
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元々はピンキーweb氏個人の構想から始まったこと、当初は同人AVサークル「ピンキーweb」内の企画シリーズ「ポータルプロダクション」として作品がリリースされていたこと、2021年頃まではポータルプロとして独立した販売チャンネルがなかったことなどから、ポータルプロとしての作品販売等はポータルプロアカウントおよびサークル「ピンキーweb」アカウントの双方(所属メンバー個人のアカウントも含めれば三者)で行われている。
また公式アカウントではないが、えぶメディにはポータルプロのページも設けられている。グループ単体でページが設けられているのはポータルプロのみである(2025年10月現在)。
2025年12月現在、ピンキーweb氏が運営に関与しているグループは、ポータルプロを始めとして7グループ、うちAVTuber Wikiに単独記事があるのは4グループある。各グループの相関関係は下図のとおりである。
- 各種配信、Xアカウントプロフィール等から関係性を読み取って作成。ただし公式側に取材を行っての作成ではないため、その点は留意すること。
- ゆるケットおよびダメリーノプロダクションについては共同運営者のうちの一人。
- 2025年12月18日設立のこすなわについては後日追記予定。
- ポータルプロオンライン飲み会
- ポプロVR
- ポプロ昼枠リレー
- ポータルプロが主催したリアルイベント
- シドウミツキ … 外部協力者
- ダメリーノプロダクション … 運営者が同じピンキーweb氏で事務乃あんず、雅乃つむぎも運営に関わっている。ただし組織としての繋がりはない。
- エレガントふわふわ … 運営者が同じピンキーweb氏で掛け持ちしているメンバーもいる。「姉妹サークル」として案内されている。
- ステラリスポルタ … 運営者が同じピンキーweb氏。制作されている3DAVにポータルプロメンバーの3Dキャプチャデータが使われている。
- ↑ ロゴ画像内の英語表記など、「ポータルプロダクション」の名称を使用している箇所もある。
- ↑ 2025年5月28日のポスト。なおこの見解が示される以前は、最初の構想が公表された2018年5月、もしくはつむぎのTwitter初投稿と初配信が行われた2019年4月を活動開始とみなす考え方もあった。
- ↑ 第32回ポータルプロオンライン飲み会1:26:10あたりから言及がある。
- ↑ 2026年5月23日配信「おさかな🐟パーティ【オフラインコラボinポプロハウス】」[48:33]付近から言及がある。
- ↑ ピンキーweb氏が思い描いている大きな方針はあるが、それを所属メンバーに無理強いするつもりはないとのこと。
- ↑ 貝塚るぴすのような先例もある。
- ↑ 各プラットフォーム売上のメンバーへの収益分配については、ピンキーwebチャンネルから販売されている分は収益の半分がメンバー本人へ、半分が撮影経費や本人達へ渡す機材の経費に分配され[1]、各メンバー個人チャンネルの収益は100%本人に直接入る[2]、と案内されている。また、「SNS活動や投稿活動を終了したかたでも、売上がある限り分配は続いていきます[3]」とのこと。
- ↑ 黒乃うさぎなど。星乃千雪も長らくSNSアカウントを持っていなかったが、2024年12月にXアカウントなどを開設した。
- ↑ 桃山ねる、あたかもたまこ、天海やえなど。なお、一時的に活動休止していた小鳥遊まりな、活動休止となった夜月あげはを除き、活動終息に類することがメンバー本人などから言明されることはほとんどない。
- ↑ Discordはメンバー間の業務連絡などにも使われている。
- ↑ 2025年2月25日にデビューしたななみなみを除く。
- ↑ 少なくとも、明確に「企業勢」ではない。
- ↑ 例えばTwitterアカウント開設のみで2年以上活動実績がない江口るせも現役メンバーとして案内されている。
- ↑ 例えば天海やえは桔梗を、まなつ。はレッサーモクリをベースにしている。
- ↑ パーフェクトシンクの導入は2021年1月20日の清水ゆかりの実演配信から。R18配信へのパーフェクトシンクの活用は(ピンキーweb氏の観測範囲では)世界初とされている。
- ↑ 所属メンバーによれば驚くほど安いとのこと。【初ゲスト回】まなつの月曜からおもらし。番外編【ポプロ創立記念日】1:04:40あたりから言及がある。
- ↑ 例外的に事務乃あんずによるコラボ配信が少数見られた程度である。
- ↑ なお、所属メンバーの動画作品の一部を販売しているサークル「ピンキーweb」も、本来は同人コスプレAV制作サークルである。
- ↑ 【実演】一発撮りの乳首イキローターオナニーです【天水ライラ】 【実演】神凪ルナです 初めての音声作品ですー!!【一発撮り】
- ↑ DLsite:「ポータルプロ 猫原いおり」での検索結果
- ↑ ただし上述のように、2021年1月以前はサークル「ピンキーweb」との一体運営であった点は注意。
- ↑ 少なくとも一般VTuber文化のような強硬な拒絶反応は存在しない。
- ↑ エレガントふわふわ所属あおきさくらこの名義が併存している。
- ↑ 引退の場合は活動終了と同時に所属関係も終了したと捉え、「過去の所属メンバー」に含める。活動休止については所属関係の変動が生じたか否かが不明なため、活動復帰後も変わらず所属メンバーとして活動している小鳥遊まりなの先例に倣い、所属関係に関する明確な根拠がない限りは「過去の所属メンバー」には含めない。
- ↑ 各メンバーで見た場合、配信頻度は年数回程度となる。ゆらがわもふぃの年5回(2022年)がこの活動タイプでの年間最多配信数である。
- ↑ ただしピンキーweb氏との実演は「尿道開発実演」であるため、他のメンバーとはやや事情が異なる。
- ↑ 原文ママ。
- ↑ ただし当時は深層組の屋号決定前でメンバーはDeepWeb Undergroundのみ。
- ↑ つむぎちゃん1枠目+コスプレ実写の商品紹介文や、【初ゲスト回】まなつの月曜からおもらし。番外編【ポプロ創立記念日】0:31:00あたりの発言から引用。
- ↑ 「架空」と「V(バーチャル)」の重複表現と受け取られる可能性がある言い回しなのは、あえて「架空」とつけることによって「バーチャルタレント(VTuber)が架空のものではなく現実のものである」という主張を含んでいる。
- ↑ この点についてピンキーweb氏は「この頃から『いろんな次元や世界を行き来できる存在』というコンセプトなので、大筋は変わっていないですね」とコメントしている[4]。
- ↑ つむぎちゃん1枠目+コスプレ実写つむぎちゃん2枠目+コスプレ実写で確認できる。
- ↑ お約束のバランスを取るための片側
- ↑ ただし、なたでこころのアバターがつむぎと同一のモデルにアレンジを加えたものとなっている点に、若干の影響が見て取れる。初配信時動画の22:00あたりから言及がある。
- ↑ ただしこの後も作品販売などはサークル「ピンキーweb」からも継続して行われている。
- ↑ Xの検索結果などを見ても、「ポータルプロ」がAVTuberグループを指し示す言葉であるとリスナー側に広く認知され始めたのは2021年2月以降のことと思われる。
- ↑ グループ全体の目指すべき方向などがメンバーに周知されること自体がほとんどない。
- ↑ ピンキーweb氏と直接会わずにオナニー配信したまひるのろっこ、Fantiaなどへの自撮りエロ画像・動画の投稿も活発だった七星ポーラ、R18活動を一切行わずにゲーム配信を活発に行っていた貝塚るぴすや事務乃あんずなど。
- ↑ ただし前述のように、この考えがメンバーに説明されたことはなかった。【初ゲスト回】まなつの月曜からおもらし。番外編【ポプロ創立記念日】39:10あたりから言及がある。
- ↑ 2023年6~9月に加入していた猫原いおり、2023年7月に加入した夜月あげはあたりからR18ライブ配信が増加している。
- ↑ 雅乃つむぎやあやのあやなどが該当する。
- ↑ 週刊withny Festaと月曜からおもらし。
- ↑ 2023年の第1回の1名から、2024年の第2回の10名へ急増している。
- ↑ またあやのあやのように、RPLAYなど他の親AVTuber的プラットフォームとの併用を行う例も見られる。
- ↑ 百合音リリィ、あおきさくらこ(碧輝まりな)、稚羽かむりが該当する。
- ↑ ピンキーweb氏も撮影スタッフとして参加。
- ↑ 従前あったアカウントとは別。2025年3月稼働開始。
- ↑ 従前あったアカウントは2024年10月5日に原因不明の凍結処分となり、同年11月30日をもって閉鎖扱いとなった。このアカウントは2025年1月に再起動したもの。